リズム。


 いまでもくり返し『BREAK/THROUGH』を読み返しているわけですが、うう、やっぱり一ヶ月以上経つと、自分でも欠点が見えてくる。クライマックス、クレッシェンドで文章が盛り上がっていくのはいいのだけれど、どうにもリズムが単調。一本調子。

 たとえば、最後の最後、いちばん盛り上がる箇所の文章。

 いつか遠い日、生の彼方、現実と非現実が折り重なり溶け合ったふしぎの世界で逢える時が来たなら、わたしはかれらに花の勲章を贈るだろう。わたしの英雄たち。かれらを、そしてあなたを祝福しよう。あなたたちが往くその光の道の先に、勝利が、否、勝利よりなお輝かしい日々が待ち受けていますように。幸福より、永遠より、なお可憐な花々が咲いていますように。

 うぎゃあ、硬い。硬いよ!

 いつか遠い日、生のかなた、現実と非現実が折りかさなり溶けあったふしぎの世界で逢える時がきたなら、わたしはかれらに、花の勲章を贈るだろう。わたしの英雄たち。かれらを、そしてあなたを祝福しよう。あなたたちが往くその光の道のさきに、勝利が、否、勝利よりなお輝かしい日々が待ち受けていますように。幸福より、永遠より、なお可憐な花々が咲きほこっていますように。

 こっちのほうがいい。ぼく好み。なんで気づかなかったんだろ。うーん、次は頑張ろ……。