あいかわらず『スーパーマリオギャラクシー2』をプレイしているわけですが――面白い! いやあ、予想していたこととはいえ、最高ですね。前作も名作なんだけれど、その前作の反省点をきっちり踏まえて万人向けの作品に仕上げる辺りの仕事はさすがとしか。
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ま、前作のあの絶対的な新鮮さはもはやないわけですが、それでも盛り込まれたアイディアの量はプレイヤーを圧倒するものがあります。
現在、ほぼ半分まで来ているのですが、この時点で★★★★★並の面白さなので、未プレイでWiiを持っている方はぜひやってほしいと思います。ここには2Dマリオとはまた違う洗練と魅力が存在します。
それにしても、『ニュースパーマリオブラザースWii』と本作を続けてやると、任天堂が目指しているゲームの、少なくともマリオの方向性がわかるような気がします。両作とも多人数プレイしたときに最大の魅力を発揮するよう設計されていると思うんですね。
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『ニュースーパーマリオブラザースWii』の4人プレイの楽しさは見ているだけでもわかるほどでしたが、『スーパーマリオギャラクシー2』でも多人数プレイが非常に楽しい。
というか、プレイヤーがふたりいると難易度が全然違うんですよね。「無理、こんなの無理」と悲鳴をあげるようなところでも、2Pがサポートしてくれるとわりと簡単に進めたりする。前作でも多人数プレイは一応存在したけれど、ここまで便利ではありませんでした。
時にゲームは「子供の抱える孤独」の象徴とされ、「いまどきの子どもは友だちがいてもゲームを遊んでいたりする」と非難されることがあります。しかし、任天堂の目指すゲームはたくさんの人数で遊んだ時に初めてその真価を発揮するコミュニケーションツールなのかもしれません。
いま大人になっているひとのなかにも、任天堂のゲームで友情を育んだ記憶がある人間は少なくないはず。大人がやっても子どもがやっても楽しい、そして多人数で遊んだとき最も面白い。任天堂が目指す方向性は、あまりにも正しいものであるように思えるのです。