少女漫画は変わったか?

>「女の子だって権力がほしい!」とばかりに大局志向的に行動する少女を主役にした少女漫画とか、読んでみたいと思いません?

 読みたいです!

 が、そういった作品を探し求めて○年、なかなか良い作品には巡り合えてません。

 (あるにはありますが、男が活躍してるのと比べたら少数)

 男だったらたくさんあるのに。何故…。

 さて、なぜでしょう?

 たしかに、九○年代以降、先述の『BASARA』を初め、清水玲子輝夜姫』や、篠原千絵天は赤い河のほとり』、そしてよしながふみの『大奥』など、国家の中枢で活躍する女性たちを描いた傑作少女漫画はいくつか見つかります。

 漫画評論家藤本由香里は、そこら辺の事情をこうまとめています。

 自分が無限に続く生命連鎖の一つの環であるという認識は少女たちに、自分はまた、この社会とも、政治とも、経済とも繋がっているのだという認識を生み出した。この時期、少女マンガには、先にあげたような作品以外にも、異国の政変や政治体制、経済などにわけいった作品が複数登場した。少女マンガが繊細さと同時にこうした社会性を持ち始めたということは、やはり九○年代に入っての大きな変化だったのである。

『私の居場所はどこにあるの?』

 そういう意味では、たしかに時代は変わった、あるいは変わりつつあるのでしょう。しかし、それでもまだ、ぼくには物足りない。あるいはない物ねだりをしているのかもしれませんが、もっともっと状況が変わっていくことを切望します。