タバコの話が終わらない。


 hakaiさんからのメール。

kaienさんこんばんわ。

ペトロニウスさんとの公開ラジオなどを耳にさせてもらい、たまに書き込みなんかさせていただいているhakaiといいます。

こちらでははじめて書き込みさせていただきます。

kaienさんは、浅羽通明の『教養としてのロースクール小論文』という著書をご覧になったことはおありでしょうか。

http://www.amazon.co.jp/%E6%95%99%E9%A4%8A%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AE%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%B0%8F%E8%AB%96%E6%96%87-%E6%B5%85%E7%BE%BD-%E9%80%9A%E6%98%8E/dp/4847118979

これはロースクール入試にむけて、著者が受験生たちに講義をした議事録をまとめた物なのですが、ここではロースクールに入るに際し、学ぶべき教養が広く浅くですが分かりやすい平易な文章で書かれています。

最近煙草に関しての議論が盛んに行われていますが、これはもうもろに愚行権の問題ですね。

この本にはこの愚行権について「喫煙権と禁煙権」という題材でずばり書かれていますし、ベンタム→ミルの自由論についての歴史や、売春・ポルノ・薬物といった「被害者なき犯罪」が何故いけないのか。

自己決定とパターナリズムについても取り上げています。

また前にkaienさんが議論なさっていた堕胎の問題や、未成年者の自己決定権の限界、グローバリズム市場原理主義についてや専門家と素人の違い。

法律が無力になる現実、不純な正義といった、kaienさんの好きそうな話題がごろごろと転がっているので、もし未読なのであれば一読する価値があるのではないかと推薦させていただきます。

喫煙に関していうと、不幸になることがわかっていることをやろうとしている人がいたとして、それを行動の自由として容認するか、社会はそれを止めてやるべきなのかという話ですよね。

問題は、発ガン性が高い副流煙をどれだけ許容するか……というわけで、ここでその許容範囲に個人差が出てくる。

僕個人としては煙草の煙のにおいが嫌いだし、喘息がきついので煙草を吸う人間は死ねばいいと思っていますが(おいおい)

現実問題として、煙草の煙に巻き込まれないように生きろ、というのは難しい話ですよね。

煙草自体、それなりに長い歴史を経て現代社会に根付いているわけですから。

長く続いてきた煙草を吸うという文化に対し、それはそれなりに敬意を払ってもいいとも思うんですよね……実際に煙草の煙にまかれなければw

どれだけ分煙を徹底した社会空間を作っていくか、という話に移行したほうが建設的なんじゃないかなーと思う次第です。

では長くなりましたが、失礼いたします。

 ご紹介、ありがとうございます。縁があったら読んでみます。

 ぼくも建設的な議論に移りたいのは山々ですが、送られてくるメールに受動的に対応しているだけなので、中々、むずかしいものがあります。