メールにお返事。

 こんにちは、お久しぶりです。

「星の船 風の翼」を読みました。

 読み終えて三日すぎましたが、現実のことよりも、グインの世界のほうがリアルに感じられて、呆然とすごしています。

 お話と天野さんのイラストがものすごく合っていて、見開きのカラーイラストを見てはため息ついてます。

 うつくしすぎる……

 いつか「グインサーガの世界は本当にあるんだ」とおっしゃっているのを見て、「いや〜、それはないだろう」と内心でつっこんでいたのですが、本当にあるのかも、と思いはじめました。

 おすすめくださってありがとうございます。

 まちがいなく、宝物になる一冊でした。

 PS.最近、コバルト文庫グランドマスター! シリーズにはまっています。

 初期のフォーチュンクエストに似た雰囲気があって、好きです。

 『星の船、風の翼』、絶品ですね。

 天野義孝によるイラストレーションも麗しく、アルド・ナリスの青春時代を綴った一連の作品のなかでも最も優れた一作といってかまわないでしょう。

 この物語で、マリウスことアル・ディーンはナリスのもとを去り、それがナリスに決定的な人間不信を植えつけることになります。この時以降、ナリスは決してひとに心を開くことなく、中原の闇に暗躍する陰謀家と化していくのです。

 ひとたびはその道分かたれたこの兄弟がふたたび巡り会うまでには長い長い時を必要とするのですが、そしてその時、ふたりの境涯は全く変わってしまっているのですが、この頃の彼らはまだそのことを知りません。

 そこまで本編を読み進めたあとに読み返すと、いっそう深く胸に迫る作品だと思います。