シンガポールのレズビアン・キス。

 [シンガポール 9日 ロイター] シンガポールのメディア開発庁(MDA)は9日、女性2人がキスしているテレビCMをめぐり通信会社スターハブに1万シンガポールドル(約74万円)の罰金を科したことを明らかにした。

 同性愛の女性同士のキスを「美化」し、そうした関係を「許容される」ものとして描いている曲を同社が採用したことが問題視されている。

 同庁は「同性愛を容認する広告を認めないとしたテレビ広告のガイドラインに違反する」と説明した。

 シンガポールは男性間の性行為を禁じており、「いまいましいわいせつ行為」が発覚した場合には2年以内の禁固刑を科する可能性があるとしている。女性同士の性行為については法制化されていない。

 シンガポールは同性愛を容認していなかったのか。知らなかった。「いまいましいわいせつ行為」ってひどい表現だなあ。

 ネットで調べてみたところ、シンガポールでは性行為に対する国家の規制がはげしく、オーラルセックスやアナルセックスなども罰則の対象になるらしい。

 さて、その同性愛を「美化」したという曲と映像をYouTubeで探し出してみた。たぶんこれだと思う。

 問題のキスシーンは2分半過ぎ辺りから。言葉はわからなくても展開が読み取れる辺りがおもしろい。普通に良い映像なのではないか。

 ぼくが思うのは、それでは、国家が同性愛を容認していないにもかかわらず、その規制にチャレンジするアーティストや会社があるのだな、ということ。

 これこそ反骨精神というものだろう。かっこいいじゃないか。