神と救世主。

横槍で申し訳ないのですが、美少女って=神でいいですかね?

確かに信仰らしきものもあるし、代償として金や生活も納めるし、一見した所、神のように見えます。でも、神ということは一切合財を服従しなければならないでしょう?

神⇒人なわけでありますし。そこはオタク文化では逆の矢印の気がするんです。代償を納めてあちらの用意した恩恵を享受しているんじゃなくて、必要な代償を納めたという事実を武器にして、恩恵を搾り出しているような。攻守が逆転している気がしてならないのです。

ならいったい何なんだ、と言う事になりますけど、僕の考えでは〝都合のいい救世主〟です。心情の危機を察するや否や、安定のためにどんな辱めも受けてくれる救世主。

さらにこの救世主は、各人によって望まれた形で救済しなくてはいけないので、少しでもずれると、否定と非難の嵐にあいます。それが信者とアンチの戦いの源とか。……ゆがんだ考え方ですよね。

雑文失礼しました。

 ここでいう「神」とは、そのひとが抱える価値観くらいの意味ですね。もとの文章でそういう意味で使われていると判断したので、それに倣いました。

 「美少女=救世主」という考え方はよくわかります。『Gunslinger girl』あたりを読んでいると、すごく実感する。あらゆる背徳が許される対象としての「少女」……。

 ただ、やっぱり「好みのキャラで好みの展開ならそれでOK!」というひとは少ないと思うんですよ。基本的には、より良いもの、よりおもしろいものを読みたいと思っているはず。

 癒やされたい、救われたいという願望はある。だって、普段の生活で疲れているんだもん。でも、それがすべてじゃない。複数の欲望がときに衝突しながら連鎖している。

 そういう意味では、美少女だろうが美青年だろうが決して絶対的な存在ではありえない。本当の意味では「神」ではありえない。と、そう、信じたいところなんですけどね……。