タイトル通り、紙風船、ソフマップなどで中古品が高値取引されている作品をまとめた記事。知っている人間にとっては、いろいろな意味でおもしろい。
で、こういう表を見ていると、ダウンロード販売は偉大だな、とつくづく思う。中古で買えば10000円以上するような商品が、DLだと3000円くらいで入手できたりする。
たとえば、ライアーソフトの『腐り姫』は、Amazonでは中古18000円(!)で販売されている。
- 出版社/メーカー: Liar-Soft
- 発売日: 2002/02/08
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その同じ商品が、DL販売ではたった2800円になる(↓の画像はDLサイトへのリンク)。
差額15000円以上。
「背徳的なエロスと、伝奇的なストーリーを巧みに組み合わせたインモラルADV」、か。何かこう、めちゃくちゃぼく好みっぽい内容だな。
このOP見るとやたらおもしろそうだvv エロゲのこういう一種独特な叙情性ってどこから来るものなんだろう。そのうち買うかも。
また、同じライアーソフトの、超実験的な作風で知られる問題作(このメーカーは問題作ばっかりなんですが)『Forest』は、Amazonでは19980円。
- 出版社/メーカー: Liar-Soft
- 発売日: 2004/02/13
- メディア: CD-ROM
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それがDLでは、やはり2800円になる。差額17180円。
しかもこのサイトの場合、15%〜20%くらいポイント還元されるので、じっさいにはもっと安く感じられると思う(ぼくは使ったことないけれど)。
それから、田中ロミオシナリオの最高傑作ともいわれる『神樹の館』はAmazonでは19970円もする。
- 出版社/メーカー: メテオ
- 発売日: 2004/09/24
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しかし、DL販売では2940円。
差額は約17000円。この作品は非常におもしろいので、値段のこと抜きでもお奨めだ。
もちろん、作品の中身は何も変わらない。箱とディスクが付いてこないだけ。買いたいと思ったときは即座に入手できるし、あとからの再DLを認めているサイトも多い。
支払いも簡単だし、即日に入手できる。ユーザー側から見ると、悪いことは何もない。どうしても品物が手元になければ気が済まないというマニア以外は、DL販売されている商品はそっちで買うことをお奨めする。
個人的には、エロゲメーカーはどんどんDLに進出してほしいんだよね。何しろDL販売なら商品が入手出来なくなるということがない。
また、いくらおもしろくても10000円以上ではさすがに薦めづらいけれど、2800円なら躊躇なく薦めることが出来る。ぼくのような推薦魔にしてみれば、非常にありがたいシステムなのだ。
ま、たぶんいろいろとデメリットもあるんでしょうが、名作の保護のためにも出来ればどんどんDL販売してほしいところです。
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