まきがいさん(id:sikii_j)が、「3月〜9月までの半年間のマイリスト登録数x再生数xコメント数を集計して、500位まで順位を付けたランキング動画」を集計して、アニメ本編の数を割り出したようだ。
ちょっと500位までにアニメ本編がどれだけあるのか数えてみましょうか。なんかこのランキングページブラクラ並みに重いし、数も多いので数え漏らしが合った場合はご容赦ください。
168位 スクールデイズ 第4話
228位 らき☆すた 第22話
337位 らき☆すた 第19話
340位 らき☆すた 第21話
341位 どらえもん「自動ぶんなぐりガス」
354位 スクールデイズ 第6話
361位 ひぐらしのなく頃に解 第8話
382位 らき☆すた 第20話
449位 ぼくらの 第7話
全部で9個。ニコニコで特別人気のあるアニメが4種類にどらえもんのネタにされて話題になった回が1つ。100位以内に入っている動画は一つも無し。9/500ということは、2%ですね。
たった2%。
しかも、上位100位以内にはひとつもランクインしていない。少ないだろうとは思っていたけれど、ここまでとは。
もちろん、何かしらの統計的誤差はあるだろう。しかし、少なくともニコニコで人気を集める動画の大半が、アニメ本編「ではない」ことは明らかである。
「本編はすぐに消されているだけだ」ともいえるかもしれないが、そうやって適切に消されているようならさほど問題はないともいえる。
この際、本編動画のうpは全面的に禁止されてもあきらめるので、良質な二次創作くらいは認可、ないし黙認されないものかな。
本編はともかくMADの類が作品の売上を阻害するとは考えづらいし、アイマスMADのように明らかに売上に貢献しているとしか思えないものすらある。
何より、ここには新しい文化の胎動がある。権利者が協力しあえば潰してしまうことは不可能ではないだろうが、大きな可能性の芽を摘み取ることになりかねない。
たしかに権利者があくまで作品のうpを好ましくないと考えるなら、それはもう、仕方ない。
でも、本当にそういうやり方が権利者の利益になるのか? 過去のやり方を今後も維持していくことが正しいのか? 慎重に考える必要があると思う。