2日前の記事を書くために、「ユニークフェイス」で検索していたら、「ユニークフェイス」該当者の病名/症状名をずらりと並べたウィキペディアのリストが目に留まった。
単純性血管腫
太田母斑
口唇口蓋裂
レックリングハウゼン病
ケロイド
(中略)
バセドウ病
……あれ? おれ、入っているじゃん!
以前にもちょっと書いたけれど、ぼく、このバセドウ病でたおれたことがあるんですよ。
そのときは1週間入院してから退院したんだけれど、それから数年経ついまでも薬は続けています。
で、この薬をやめると、上のリストのように「ユニークフェイス」に仲間入りすることになる。バセドウ病にはだんだん眼球が飛び出て来るという症状があるのです。
これはほんとだよ。しばらく薬をサボっていたら、ほんとに飛び出てきたもん(やめなさい)。何と、ぼく自身、「ユニークフェイス」予備軍だったんですね。
もちろん、だからといって当事者の苦しみのひとかけらでもわかるわけではないけれど、案外身近な問題だったのだな、と思うとちょっと感慨深い。
ちなみに、パセドウ病は体内のエネルギー消費が加速化するという病気なので、放っておくと、どんどん痩せていきます。それはもう、いくら食べてようが見る間に痩せていく。
ほとんど、スティーヴン・キングの『痩せゆく男』。
- 作者: リチャード・バックマン,真野明裕
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1988/01/09
- メディア: 文庫
- クリック: 58回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
一度この痩せ方を味わうと、食事制限したり運動したりしてダイエットしようとすることがばからしくなりますね。
ただし、その代償として、手の震えが止まらなくなり、足は上がらなくなり、さいごには指一本動かすことも出来なくなってばったりたおれることになります。
あなたも体験してみたくありませんか、効果覿面、バセドウ病ダイエット。効果はぼくが保障します。命がけだけどね。てへっ。