オススメ小説&漫画作品(+α)100作。


 「Something Orange」管理人こと、ぼく、id:kaienが、その30年弱の人生で感動した作品100(−1)作を、順番に並べ上げてみました。

 基本的には小説と漫画から選んでいますが、なぜかノベルゲームが混じっていたりします。ま、ほとんど小説みたいなものだからいいだろ(ほんとは違うけど)。

 短編、長編、大長編、SF、ミステリ、ファンタジィ、主流文学、少年漫画、少女漫画、おかまいなしに選んでいますが、やっぱり主流文学が少ないなあ。もっと広く読まなければ。
 竹本泉の『しましま曜日』に、ヒロインの女の子がある日から急にぼうっとした様子になる話があります。周囲はいぶかしむものの、一向に元に戻る気配はない。

しましま曜日 (1) (Beam comix)

しましま曜日 (1) (Beam comix)

 その秘密は実はテレビゲーム。ゲームマニアの親戚が、ファミコンの最初期からのおもしろいゲーム「だけ」を順番に貸してくれたおかげで、つい夜更かしして遊んでしまい、寝不足になっていたという落ちでした。

 その話を読んだぼくは、こんな親戚がほしいなあ、と思ったものです。実はこの「Something Orange」の目標はその親戚のひとで、このリストはその里程標なのです。

 オススメといいつつかならずしも一般受けしそうにない作品も含まれているけれど、まず傑作名作といって恥ずかしくない作品ぞろい。これからの読書生活にお役立ていただければさいわいです。

 いまの段階で既に『シャングリ・ラ』をいれ忘れたことに気づいたけれど、いまさらいれ替えることも辛いのでやめておきます。

シャングリ・ラ

シャングリ・ラ

 きっとまだ「あ、あれを忘れていた!」という作品があるだろうなあ。


■小説(国内)■


1.綾辻行人時計館の殺人

時計館の殺人 (講談社文庫)

時計館の殺人 (講談社文庫)

 ひとつの大トリックのためだけに膨大な伏線を積み上げた綾辻行人代表作。

2.鮎川哲也『赤の密室』

乱歩賞作家赤の謎 (講談社文庫)

乱歩賞作家赤の謎 (講談社文庫)

 もっとも純粋で、もっとも完璧な、密室推理小説

3.石田衣良池袋ウエストゲートパーク

池袋ウエストゲートパーク

池袋ウエストゲートパーク

 時代を切り取る鋭いナイフ。

4.大原まり子『エイリアン刑事』

 ぼくの最も好きな日本SF。自分でもどこが好きなのかよくわからない。

5.乙一「しあわせは子猫のかたち」

失踪HOLIDAY (角川スニーカー文庫)

失踪HOLIDAY (角川スニーカー文庫)

 乙一の最高傑作。天才的。

6.小野不由美十二国記

図南の翼 十二国記 (講談社文庫)

図南の翼 十二国記 (講談社文庫)

7.菊地秀行『吸血鬼ハンター』

 悲劇的展開がつづく初期の作品が良い。

8.北村薫『秋の花』

秋の花 (創元推理文庫)

秋の花 (創元推理文庫)

 北村薫のなかでも最も好き。完璧な作品だと思う。

9.京極夏彦魍魎の匣

魍魎の匣 (講談社ノベルス)

魍魎の匣 (講談社ノベルス)

 日本小説界に隕石が衝突したような衝撃を投げかけた、驚天動地の一作。

10.久美沙織『ソーントーン・サイクル』

 日本のファンタジィから一作選ぶならこの作品。

11.国枝史郎『蔦葛木曽桟』

 こんなに先の展開を考えていない小説を読んだことがない!

12.栗本薫グイン・サーガ

豹頭の仮面―グイン・サーガ(1) (ハヤカワ文庫JA)

豹頭の仮面―グイン・サーガ(1) (ハヤカワ文庫JA)

 20〜30巻あたりでひとつの絶頂を迎えた感がある。物語文学の万華鏡。

13.酒見賢一後宮小説

後宮小説 (新潮文庫)

後宮小説 (新潮文庫)

 いけしゃあしゃあと法螺を吹く、酒見賢一の至芸を見よ。

14.司馬遼太郎燃えよ剣

燃えよ剣(上) (新潮文庫)

燃えよ剣(上) (新潮文庫)

燃えよ剣(下) (新潮文庫)

燃えよ剣(下) (新潮文庫)

 はてしなく血と殺戮が続くだけなのに、このふしぎな透明感は何なのだろう。

15.清涼院流水『コズミック』

コズミック (講談社ノベルス)

コズミック (講談社ノベルス)

 いや、めちゃくちゃおもしろかったよ。この一作だけなら。

16.高木彬光『人形はなぜ殺される』

人形はなぜ殺される 新装版 高木彬光コレクション (光文社文庫)

人形はなぜ殺される 新装版 高木彬光コレクション (光文社文庫)

 人形よ、人形、お前はなぜ殺されたのだ? 壮絶な大伽藍を築き上げた名作。

17.田中芳樹銀河英雄伝説

銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫)

銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫)

 日本の大河小説ではいちばんおもしろいのでは。

18.谷崎潤一郎「天鵞絨の夢」

猟奇文学館〈1〉監禁淫楽 (ちくま文庫)

猟奇文学館〈1〉監禁淫楽 (ちくま文庫)

 この世にこんなにも美しい小説があろうとは思いませんでした。

19.飛浩隆『グラン・ヴァカンス』

 仮想リゾートを舞台にした死と官能の物語。現代SFの最先端である。

20.中島敦『李陵・山月記

李陵・山月記 (新潮文庫)

李陵・山月記 (新潮文庫)

 夭折の天才の遺魂、ここにあり。

21.西尾維新クビシメロマンチスト

クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社ノベルス)

クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社ノベルス)

 西尾維新は「萌え文化」を一気に2段階くらい進化させたと思う。

22.古川日出男『アラビアの夜の種族』

アラビアの夜の種族〈1〉 (角川文庫)

アラビアの夜の種族〈1〉 (角川文庫)

 伝説のRPG『Wizardly』に着想を得たアラビアン・ナイトメア・ファンタジィ。

23.麻耶雄嵩『翼ある闇』

翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 (講談社文庫)

翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 (講談社文庫)

 天よ崩れろ地よ裂けよ! 鬼才麻耶雄嵩、驚愕のデビュー作。

24.麻耶雄嵩『夏と冬の奏鳴曲』

夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫)

夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫)

 世界が、世界が崩れてゆく。

25.三島由紀夫憂国

三島由紀夫 (近代浪漫派文庫)

三島由紀夫 (近代浪漫派文庫)

 三島由紀夫はナルシストなのではない、ナルシスそのものなのだ、とひとはいう。

26.森絵都『DIVE!!』

DIVE!! 上 (角川文庫)

DIVE!! 上 (角川文庫)

DIVE!! 下 (角川文庫)

DIVE!! 下 (角川文庫)

 さわやかな青春小説といえばこの作品のほかないでしょう。

27.森博嗣『四季』

四季 春 (講談社文庫)

四季 春 (講談社文庫)

 人間を超越した頭脳をもつ「人類史上最高の天才」真賀田四季の遍歴。

28.山尾悠子破壊王

山尾悠子作品集成

山尾悠子作品集成

 無人島に一冊もっていくなら、この作品を含む『山尾悠子作品集成』で決まり。

29.山田風太郎魔界転生

魔界転生〈上〉 (角川文庫)

魔界転生〈上〉 (角川文庫)

魔界転生〈下〉 (角川文庫)

魔界転生〈下〉 (角川文庫)

 虚無と暗黒のエンターテインメント。めちゃくちゃおもしろいっす。

30.山本周五郎赤ひげ診療譚

赤ひげ診療譚 (新潮文庫)

赤ひげ診療譚 (新潮文庫)

 「泣ける」というより、小説としての美しさが印象にのこる。

31.連城三紀彦『戻り川心中』

戻り川心中 (光文社文庫)

戻り川心中 (光文社文庫)

 トリックの天才による天才的傑作。


■小説(海外)■


32.アーサー・C・クラーク『宇宙のランデヴー』

宇宙のランデヴー (ハヤカワ文庫 SF (629))

宇宙のランデヴー (ハヤカワ文庫 SF (629))

 最後の一行大賞はこれだ!

33.アルフレッド・ベスター『虎よ! 虎よ!』

虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF)

虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫SF)

 「がらくたから芸術を作り上げた」と評された伝説のスペースオペラ

34.イタロ・カルヴィーノ『見えない都市』

見えない都市 (河出文庫)

見えない都市 (河出文庫)

 フビライ汗とマルコ・ポーロの哲学的対話で想像力の彼方へ!

35.ウィリアム・アイリッシュ『幻の女』

幻の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 9-1))

幻の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 9-1))

 甘くほろ苦い都市の物語。死刑執行日へのカウントダウンがサスペンスを盛り上げる。

36.ウィリアム・ギブスンニューロマンサー

ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)

ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)

 「サイバーパンク」はこの一作で始まり、そして終わった。

37.エラリー・クイーン『帝王死す』

帝王死す (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-13)

帝王死す (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-13)

 クイーンならこれが好き。こんなちゃちなトリックでよくここまで、と思うから。

38.オーソン・スコット・カード『消えた少年たち』

消えた少年たち〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

消えた少年たち〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

消えた少年たち〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

消えた少年たち〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

 現代アメリカのあらゆる社会問題を一冊に押しこんでいる。

39.金庸『秘曲笑傲江湖

秘曲 笑傲江湖〈1〉殺戮の序曲 金庸武侠小説集 (徳間文庫)

秘曲 笑傲江湖〈1〉殺戮の序曲 金庸武侠小説集 (徳間文庫)

 とにかくめちゃくちゃおもしろいチャンバラ小説です! 読んでください!

40.グレッグ・イーガン順列都市

順列都市〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

順列都市〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

順列都市〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

順列都市〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

 個人的には、SF小説のベスト・オブ・ベスト。想像を絶するスケール。

41.コードウェイナー・スミス『鼠と竜のゲーム』

 エイリアンかアンドロイドが書いた小説のようだ。

42.コニー・ウィリスドゥームズデイ・ブック

 ウィリス、お前、中世ヨーロッパ見てきただろ! そうじゃなきゃ書けるわけがない。

43.サラ・ウォーターズ『茨の城』

荊[いばら]の城 上 (創元推理文庫)

荊[いばら]の城 上 (創元推理文庫)

荊[いばら]の城 下 (創元推理文庫)

荊[いばら]の城 下 (創元推理文庫)

44.サン・テグジュペリ星の王子さま

星の王子さま―オリジナル版

星の王子さま―オリジナル版

 本当に大切なものは、目に見えないんだよ。

45.ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「愛はさだめ、さだめは死」

 男性の仮面をかぶった天才作家によるSF史上1、2、を争う傑作短編集。

46.シオドア・スタージョン「輝く断片」

輝く断片 (奇想コレクション)

輝く断片 (奇想コレクション)

 圧倒的衝撃! このひとも天才だなあ。

47.ジョージ・R・R・マーティン『氷と炎の歌

七王国の玉座〈1〉―氷と炎の歌〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

七王国の玉座〈1〉―氷と炎の歌〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

 ど真ん中をねらった時速180キロのストレート。

48.スティーヴン・キング『IT』

IT(1) (文春文庫)

IT(1) (文春文庫)

 「少年時代もの」としてはベストなのではないでしょうか。

49.タニス・リー『死の王』

死の王 (ハヤカワ文庫FT)

死の王 (ハヤカワ文庫FT)

 闇の公子や死の王が割拠する暗黒のオペラ。

50.ダン・シモンズハイペリオン

ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

ハイペリオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

ハイペリオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

 すべてのSFを一作に押し込み、まとめあげた金字塔的傑作。

51.ドストエフスキー地下室の手記

地下室の手記(光文社古典新訳文庫)

地下室の手記(光文社古典新訳文庫)

 神にあらがう悪魔の書。

52.トーマス・マン魔の山

魔の山(上) (新潮文庫)

魔の山(上) (新潮文庫)

魔の山 下 (新潮文庫 マ 1-3)

魔の山 下 (新潮文庫 マ 1-3)

 ルキノ・ヴィスコンティが映画化をもくろんで果たせなかった、ドイツ文学の巨峰。

53.ニール・スティーヴンスン『ダイヤモンド・エイジ』

ダイヤモンド・エイジ〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

ダイヤモンド・エイジ〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

ダイヤモンド・エイジ〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

ダイヤモンド・エイジ〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

 「ポスト・サイバーパンク」の最高傑作。アニメ化してほしい。

54.フィリス・アイゼンシュタイン『妖魔の騎士』

妖魔の騎士 上 (ハヤカワ文庫 FT 55)

妖魔の騎士 上 (ハヤカワ文庫 FT 55)

妖魔の騎士 下 (ハヤカワ文庫 FT 56)

妖魔の騎士 下 (ハヤカワ文庫 FT 56)

 これこそ、ファンタジィです。めるへんめーかーの表紙も好き。

55.ボルヘス『伝奇集』

伝奇集 (岩波文庫)

伝奇集 (岩波文庫)

 20世紀最強の短編作家ボルヘスの空想のかずかず。

56.マイケル・ムアコックエルリック・サーガ

メルニボネの皇子―永遠の戦士エルリック〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

メルニボネの皇子―永遠の戦士エルリック〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

 〈黒の剣〉をふるう白の皇子エルリックの悲劇。

57.レイナルド・アレナス『めくるめく世界』

めくるめく世界 (文学の冒険シリーズ)

めくるめく世界 (文学の冒険シリーズ)

 くらくらするほどの想像力。

58.ロード・ダンセイニ魔法使いの弟子

魔法使いの弟子 (ちくま文庫)

魔法使いの弟子 (ちくま文庫)

 アイルランドの貴族作家が描く、黄金時代のたそがれ。

59.R・A・マカヴォイ『魔法の歌』

ダミアーノ (ハヤカワ文庫FT―魔法の歌)

ダミアーノ (ハヤカワ文庫FT―魔法の歌)

 このエピローグは泣ける。ほんとに泣ける。


■漫画■


60.あずまきよひこよつばと!

よつばと! (1) (電撃コミックス)

よつばと! (1) (電撃コミックス)

 ぼくたちが大人になるためになくしたものがここにある。

61.井上雄彦SLAM DUNK

SLAM DUNK 完全版 1 (ジャンプコミックス デラックス)

SLAM DUNK 完全版 1 (ジャンプコミックス デラックス)

 いうまでもなし。

62.荒木飛呂彦ジョジョの奇妙な冒険

 最新作になるにつれ衰えるどころかすごみを増していく怪物的作品。

63.羽海野チカハチミツとクローバー

ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス)

ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス)

 キュート。

64.大場つぐみ小畑健DEATH NOTE

DEATH NOTE デスノート(1) (ジャンプ・コミックス)

DEATH NOTE デスノート(1) (ジャンプ・コミックス)

 あとにも先にもこれほど続きが待ち遠しかった作品はありません。

65.おがきちかLandreaall

Landreaall 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

Landreaall 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

 いまどきのポップなファンタジィ。センス抜群。

66.勝鹿北星浦沢直樹『MASTER KEATON』

MASTERキートン (1) (ビッグコミックスワイド)

MASTERキートン (1) (ビッグコミックスワイド)

 浦沢作品から一作選ぶならこれかな。異常にハイレベルな連作短編集。

67.かがみあきら『ワインカラー物語』

 かがみあきらの美少女が好きで仕方ありません。

68.川原泉笑う大天使

笑う大天使(ミカエル) (第1巻) (白泉社文庫)

笑う大天使(ミカエル) (第1巻) (白泉社文庫)

 天然少女漫画家川原泉の最高傑作。

69.高河ゆんアーシアン

完結版 アーシアン 1

完結版 アーシアン 1

 ひとつの時代を代表する作品。『源氏』でも良いが、未完だからねえ。

70.こうの文代『長い道』

長い道 (Action comics)

長い道 (Action comics)

 あえてこっちを選ぶ。路傍に吐いたささやかな花のような恋の物語。

71.坂口尚『あっかんべェ一休』

あっかんべェ一休(上) (講談社漫画文庫)

あっかんべェ一休(上) (講談社漫画文庫)

あっかんべェ一休(下) (講談社漫画文庫)

あっかんべェ一休(下) (講談社漫画文庫)

 ぼくの人生のバイブル。

72.しげの秀一バリバリ伝説

バリバリ伝説 (Vol.1) (REKC (001))

バリバリ伝説 (Vol.1) (REKC (001))

 何度読みかえしてもそのたびに続きが気になるおっそろしい漫画。

73.島津郷子『ナース・ステーション』

自選 ナース・ステーション 1 (YOU漫画文庫)

自選 ナース・ステーション 1 (YOU漫画文庫)

 小説も漫画も映画も含めて、ぼくがいままで触れた物語でいちばん泣ける話。

74.清水玲子『月の子』

月の子 (第1巻) (白泉社文庫)

月の子 (第1巻) (白泉社文庫)

 こんなに恐ろしいハッピーエンドを知りません。

75.高橋しん最終兵器彼女

最終兵器彼女 (1) (ビッグコミックス)

最終兵器彼女 (1) (ビッグコミックス)

 泣ける純愛もの? いやいや、高橋しんの「毒」はそれどころではありません。

76.田村由美『BASARA』

Basara (1) (別コミフラワーコミックス)

Basara (1) (別コミフラワーコミックス)

 記憶をなくして全27巻を一気読みしてみたい。

77.手塚治虫ブラック・ジャック

ブラック・ジャック 1 (少年チャンピオン・コミックス)

ブラック・ジャック 1 (少年チャンピオン・コミックス)

 どうしてこのひとはこう次々とすごい話を思いつくんだ!

78.永井豪デビルマン

デビルマン (1) (KCデラックス (435))

デビルマン (1) (KCデラックス (435))

 少年漫画の頂点。

79.永野護ファイブスター物語

ファイブスター物語 (1) (ニュータイプ100%コミックス)

ファイブスター物語 (1) (ニュータイプ100%コミックス)

 「漫画」というメディアを飛び越えた作品。

80.成田美名子『NATURAL』

NATURAL (第1巻) (白泉社文庫)

NATURAL (第1巻) (白泉社文庫)

 こんなにあたたかく優しい漫画を知りません。

81.萩尾望都残酷な神が支配する

残酷な神が支配する (1) (小学館文庫)

残酷な神が支配する (1) (小学館文庫)

 被害者の視点から紡がれる暴力の神話。

82.美内すずえガラスの仮面

ガラスの仮面 1 (花とゆめCOMICS)

ガラスの仮面 1 (花とゆめCOMICS)

 ご都合主義を突き詰めてその限界を突破してしまった作品。

83.三浦健一郎『ベルセルク

ベルセルク (1) (ヤングアニマルコミツクス)

ベルセルク (1) (ヤングアニマルコミツクス)

 彷徨する狂戦士と、世界の玉座をめざす「鷹」の物語。

84.宮崎駿風の谷のナウシカ

風の谷のナウシカ 1 (アニメージュコミックスワイド判)

風の谷のナウシカ 1 (アニメージュコミックスワイド判)

 「命は闇のなかでまたたく光だ」!

85.村上もとか『龍』

龍(RON) (1) (ビッグコミックス)

龍(RON) (1) (ビッグコミックス)

 全42巻。その壮大さに酔いしれろ。

86.めるへんめーかー『森にすむ人々』

 大好きです。とにかく、大好きです。

87.山岸涼子アラベスク

アラベスク (1) 第1部上 (白泉社文庫)

アラベスク (1) 第1部上 (白泉社文庫)

 さいごに踊る「ラ・シルフィード」がこの世のものとも思えないほど美しい。

88.羅川真理茂『ニューヨークニューヨーク』

ニューヨーク・ニューヨーク (1) (白泉社文庫)

ニューヨーク・ニューヨーク (1) (白泉社文庫)

 だれもが加害者になりうる、だれもが罪を背負っている。

89.CLAMP東京BABYLON

東京BABYLON―A save for Tokyo city story (1) (ウィングス文庫)

東京BABYLON―A save for Tokyo city story (1) (ウィングス文庫)

 衝撃の最終回。

90.TONO『カルバニア物語』

カルバニア物語1 (Charaコミックス)

カルバニア物語1 (Charaコミックス)

 コメディ7割、シリアス3割。


■ADV(アダルト)■


91.『アトラク=ナクア

アトラク=ナクア 廉価版

アトラク=ナクア 廉価版

 うつくしい女郎蜘蛛に魅入られた少女の物語。

92.『月姫

真月譚月姫 1 (電撃コミックス)

真月譚月姫 1 (電撃コミックス)

 「私を殺した責任、とってもらうからね」。Amazonに商品がないので漫画版で補完。

93.『らくえん

らくえん ~あいかわらずなぼく。の場合~

らくえん ~あいかわらずなぼく。の場合~

 ダメ人間ライフはめちゃくちゃ楽しい!

94.『AIR

AIR ~Standard Edition~

AIR ~Standard Edition~

 30時間退屈さに苦しみ、最後の30分だけ感動するゲーム。

95.『CARNIVAL』

CARNIVAL

CARNIVAL

 刹那的に生きろ!

96.『Fate/stay night

Fate/Stay night DVD版

Fate/Stay night DVD版

 圧倒的にエンターテインメント。

97.『Sense Off

Sense Off

Sense Off

 学園ラブコメから異次元にすっ飛ばされます。

98.『Phantom of Infelno』

ファントム ~integration~ 通常版

ファントム ~integration~ 通常版

 業界の常識を無視しまくったストイックなハードボイルドロマン。

99.『SWAN SONG

SWAN SONG

SWAN SONG

 そう、ひとはこんなにも醜く、こんなにも美しい。ぼくのなかでは伝説の作品。


■?■


100.?

 これから出逢うであろう名作のために、100作目は空けておくことにします。それでは、良い読書生活を。って、ああ、レムとディレイニーを忘れていた! あうあう。100作って少ないなあ。