先日取り上げたものと同じ、『ハレ晴れユカイ』を世界中で踊っている動画。
日本から始まり、韓国や中国などの近隣諸国、東南アジア、ヨーロッパ、北米、南米、オーストラリアにニュージーランド、と移り変わっていくプロセスが感動的です。
さすがにイスラム諸国などは見当たらないようだけれど、将来的にどうなるかはわかりません。ここまで来ると、もう、おもしろいとか笑えるとかいうレベルじゃなく、素で感動してしまいますね。
もちろん、いまままだって、アメリカのポップミュージックが世界を制覇したり、日本のゲームが国境を越えて広がったりしたことはありました。
でも、この場合、ハリウッド映画のように巨大資本が巨額の広告費をかけて宣伝したわけじゃない。ただ、この作品をおもしろいと思う人間が、自分の意思で台詞を翻訳し、字幕を付け、ネットに上げた結果、世界中に広まっただけ。
権利的にはさまざまな問題を孕んでいるにしても、やっぱりこの事実にはぞくぞくするものがある。何かが起きている。そして、それはすごいことなんじゃないか?
すごいことだと、ぼくは思うのです。