せめて、同人らしく。


 先日の記事のコメント欄で話題に上がったので、押入れをごそごそと漁って高河ゆんの同人誌『柳川でいこう!』を捜してみた。あったあった。

 ノベルゲーム初期の傑作『痕』のパロディ本で、いかにも高河ゆんらしく未完に終わっている。

 『源氏』とか『夜嬢帝国』とか『B型同盟』とか『ありす IN WONDERLAND』とか『サフラン・ゼロ・ビート』とかその他いろいろを完結させろとはいわないから、せめて同人誌くらいは完結させてほしいところ。先が気になるじゃないか!

 作者の走り書きによると、以下のような展開が予定されていたらしい。

◆柳川と千鶴のエッチ。<わたし的に大穴。
◆柳川と楓のエッチ。<楓もかなりそーとーに好きなのです。
◆柳川と貴之のヤオイ。<これを描かないでなにを描くというのか!
◆耕一と初音ちゃん。<ラブラブものはいくらでも描けそうですね。
◆ハッピーエンド。<こ、これを…っ!

 いやもう、エッチでもヤオイでも何でもいいから先を描いてくれとしかいいようがない。

 ちなみに、ご存じない方のために説明しておきますと、「柳川と貴之のヤオイ」というのは、高河ゆんの妄想ではなくて、ほぼ原作準拠の設定です。

 ま、直接的に描写されているわけではないんですけど、あきらかに同性愛的関係としか思えない場面がある。『痕』と書いて「きずあと」と読ませるタイトルセンスといい、あれはとんがったゲームでした。

痕(きずあと)  リニューアルパッケージ

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