読み止し一覧


 いま読みかけの本一覧。

さらばヤンキース〈上〉―運命のワールドシリーズ (新潮文庫)

さらばヤンキース〈上〉―運命のワールドシリーズ (新潮文庫)

さらばヤンキース〈下〉―運命のワールドシリーズ (新潮文庫)

さらばヤンキース〈下〉―運命のワールドシリーズ (新潮文庫)

 先日読み上げた『男たちの大リーグ』の続編的位置づけの一作。『男たちの大リーグ』の時代から十数年を経た70年代を舞台に、黒人選手受け入れを拒否した名門ヤンキースの没落をえがく。

 邦訳では上下巻にわかれたほどの大著だが、『男たちの大リーグ』がでたらめにおもしろかったので、たぶんさいごまで読めると思う。

ヒーローの輝く瞬間(とき)

ヒーローの輝く瞬間(とき)

 その『さらば、ヤンキース』の著者ハルバースタムが登場するノンフィクション。著者が知りあった著名無名のヒーローたちの素顔が綴られている。

 そのなかにはフルシチョフやマルコムXのような世界的有名人もいれば、まったく無名のひともいる。かれら全員に共通しているのは、強烈な目的意識と行動力をかねそなえていること、凡人ならとても耐えられないような苦難の人生を乗り越えていることだ。既に半分ほど読み上げた。

 いわずと知れたラテンアメリカの巨匠ガルシア・マルケスの新作。『百年の孤独』に取りかかるまえの足がかりとして読んでみるつもり。

 非常に美しい装丁の本である。あまりに美しいので、中身を覗く気になれず、まだ3行しか読んでいない。しかし、その3行でも十分に非凡なものを感じ取れる。わずか140ページほどの薄い本なので、たぶん読み上げると思う。

観光 (ハヤカワepiブック・プラネット)

観光 (ハヤカワepiブック・プラネット)

 タイ系アメリカ人の新人作家が、タイを舞台に、英語で綴った反オリエンタリズム短編集(だと思う)。こちらは10行ほど読んだ。その10行で作者の才気は感じ取れる。翻訳作品とは思えないくらい読みやいのだ。

 中身については読んでいないので何ともいえない。読み上げるかどうかはフィフティ・フィフティというところか。

カブールの燕たち (ハヤカワepi ブック・プラネット)

カブールの燕たち (ハヤカワepi ブック・プラネット)

 こちらはアルジェリア系の作家が綴るイスラム圏が舞台の恋愛小説。物語の舞台はアフガニスタンの首都カブール。イスラム原理主義の権化タリバンが支配する圧政の都である。

 この世の地獄にもたとえられるこの町で、「よどんだ沼に睡蓮が花開くように」この物語は生まれたのだという。興味深いが、7・3で読まずに終わる可能性のほうが高い気がする。

マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・ヴェロシティ 2 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・ヴェロシティ 2 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・ヴェロシティ 3 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・ヴェロシティ 3 (ハヤカワ文庫JA)

 冲方丁の長編。出世作マルドゥック・スクランブル』の続編というか前日譚である。まだ仲間同士だった頃のボイルドとウフコックの奇妙な友情、そして最終的な決裂が壮絶なバトルとともに綴られている、らしい。たぶん9割がた読まないと思う。あまりぼくの趣味ではない。

 というわけで、これらの本をすべて読み上げる可能性は、ほとんどないに等しい。いずれ読みかけのまま、本棚のどこかに消え去ることであろう。

 ひょっとしたら何年かあとにふと気づいて、ようやく読む気になることもあるかもしれない。ないかもしれない。ひとついえることは、読む価値がある本をすべて読んでしまうためには、人生は短すぎるということだ。

 読む値打ちのある本を片端から読んでいたら、どうでもいいエロゲを遊ぶ時間がなくなってしまうではないか。どうしたものやら。