『空の軌跡SC』プレイ日記その1

 『もしも明日が晴れならば』が一向に進まないので、浮気してみました。日本ファルコム畢生の大作RPG『空の軌跡』の続編です。前作にかんしては上のカテゴリから飛んで過去のプレイ日記を参考にしていただけるとわかりやすいかと。

 前作のクライマックスで、エステルとヨシュアはリベール王国をむしばむ陰謀を打破することに成功し、その功績のために、正式に遊撃士に任命されます。

 そして、エステルはようやくヨシュアへの想いを自覚したのでした。そこから物語は一気にラブコメへ進む――かと思いきや、おどろくべき方向へ進んでいきます。

 ひとたびはリベール王国を覆しかけた陰謀の裏には、なぞの秘密結社〈身喰らう蛇〉の存在があり、ヨシュアもまた、その一員だったのでした。

 ヨシュアの正体は幼い頃から〈身喰らう蛇〉によって洗脳された暗殺者。陰謀の影にいるある人物と再会することによって、すべてを思い出したヨシュアは、〈身喰らう蛇〉の陰謀に立ち向かうため、エステルにわかれを告げ、ただひとり旅立っていきます。

 そしてこの「SC(セカンドチャプター)」は、あとにのこされたエステルが、ヨシュアの足取りを追いかけようとするところから始まります。はたしてエステルはヨシュアを見つけ出すことができるのか? そして、ヨシュアはいまどこで何をしているのか? また新たな物語が始まります。

 しかし、現時点ではヨシュアの手がかりはほとんどありません。かれへつながる一本の糸、それは〈身喰らう蛇〉の存在。

 ヨシュアがこの結社を追っているならば、自分もまたそれを追えば、どこかで出逢うはず。そう信じ、エステルもまたふたたび旅を始めます。

 そうはいっても、いまの彼女では〈身喰らう蛇〉を相手取るにはいかにも力不足。そこでまずは遊撃士として訓練を積むところから始めることになります。ところが、そこになぞの傭兵たちが襲い掛かってきて――と、物語はスピーディーに進んでいきます。

 前作の直接の続編なので、冒頭からかなり複雑なダンジョンが登場し、やり応えが感じられます。

 基本的なシステムは前作を踏襲しているものの、戦闘時に声が入ったり、移動システムが洗練されていたりと、細かいところで修正が加えられているようです。ここらへんは続編ものの強みといっていいでしょう。

 前作が強烈な「引き」で終わっているだけに、先の展開が気になるところではありますが、すぐにヨシュアにたどり着けるはずもないので、気楽に進めることにしましょう。

 まさか「最後までエステルとヨシュアは再会できませんでした」という結末にはならないだろうし。ところどころ、いかにもRPGらしいご都合主義を感じなくもないけれど、あいかわらずおもしろい。早くも傑作の予感がします。

 『もしらば』も頑張ってプレイしなければ、とは思うんだけど、うーん。