「メタ」「ネタ」「ベタ」

▼オタクを代表する言葉に「メタ」「ベタ」「ネタ」の三原則がある。

 メタってのは高い(とされる)次元から見下す優越感ゲーム

 ベタってのは、既存の王道の作品や誰かの言葉(権威)を利用して表現する権威主義とみていい。
 昔からずっと続いたありがち手法をやり続けるからベタなのだ。

 ネタってのは近い過去で起こった現象(オタク界隈の時事ネタ)を利用して、自分を高く見せるメタとベタの中間なやり方であるわけ。 
 最近話題になった現象を元ネタにして自分を高める方法。

 わかりやすい。

 終始「ベタ」な作法に終始するオタクが、竹熊健太郎さんの言う「オタク顕教」で、「ネタ」と「メタ」を使いこなすタイプが、「オタク密教」ということになるでしょうか。

 メタレベルからベタなオタクを見下ろして笑う密教の立場から見れば、架空のキャラクタに本気で入れ込んでしまう(あげくの果てにはエロゲで泣いたとか公言してしまう)萌えオタの態度というものは「未熟者」以外の何者でもないわけで、そりゃ、世代間論争も起ころうというわけです。

 ぼくなんかは、感動したなら感動したでいいじゃん、と思うわけだけれど、密教のひとはいろいろとわかっているだけにプライドも高いんだろうなあ。まあ、その気持ちもわからなくはない。

 頭悪く生まれてよかったよ。楽だもん。