オススメ書評サイト一覧


 先日、リクエストがあったので、普段、読書生活の参考にしている書評サイトをいくつか挙げておきます。あいうえお順。

 どこからどこまでが書評サイトかは微妙なところですが、とりあえずid:kim-peaceさんのところはつるみく(鶴屋×みくる)萌えサイトと認定して外しました。

 だれかぼくのためにも「ハルヒ」のイラスト描いてくれないかな。

「アルファ・ラルファ大通りの脇道」

 ほぼ1日1冊のペースでSF、ミステリ、ホラー、海外文学などを読みまくっているウェブログ

 最近、読書ペースが落ちまくっているぼくなどから見ると、頼もしい限り。書評の信頼度という点で言うなら、ここが一番かもしれません。

 タイトルからして「アルファ・ラルファ大通り」ですからね。わかる人にはわかるんです。ええ。わからないひとはGoogleで検索してください。名作です。

「一日一歩〜青橋由高の特別でない毎日〜」

 ジュブナイルポルノ作家の青橋由高さんのサイト。

 ぼくはジュブナイルポルノはほとんど読まないひとですが、単純に読み物として楽しめます。

 文章の端々に、この新興ジャンルへの愛着と、著者の人柄が伺えます。偉そうにいわせてもらうなら、非常に好感のもてる作家さんですね。

 どうしてサイト運営って人柄が出るのでしょう。ぼくの日記なんか、自分で読んでいても性格悪そうな奴だと思うもんな。

「幻影の書庫」

 ネットミステリ界では最古参に属するサイトでしょう。実に97年からの書評が残っています。ということは、今年で10周年ですか。凄いなあ。

 ほかのジャンルの小説でもミステリ者の視点から切っているので、ある意味、非常に片寄った書評ではあると思います。でも、評価の軸が揺らがないので、読み手の側からするととても利用しやすいサイトです。

 ミステリ関連の情報は情報は9割方ここから得ています。

「好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!!」

 ここは書評サイトにいれていいのかな? 微妙なところですが、まあいいや、書評サイト扱いにしてしまおう。

 「最高傑作級っ!」で有名ないちせさんの日記。ぼくも時々パクらせていただいております。すいません。

 ぼくがキャラ萌え小説を読んでいるときは、ほぼこのサイトで興味を抱いたのだと考えて間違いありません。実はぼくのはてなアンテナで2番目に古いサイト。1番はあとで出てきます。

「瀬名秀明の時空の旅」

 作家の瀬名秀明さんの複数あるウェブログのひとつ。主に執筆中の小説の参考文献について語っています。

 その内容は、瀬名さんの興味範囲の広さを示して幅広く、しかも的確。時折り洋書が混じったりもします。無料で公開されてはいるものの、十分お金が取れる内容ですね。

 あとで出版された作品を読んで、なるほど、こういう風に使う資料だったのか、と感嘆することもしばしば。超リスペクトしています。

「族長の初夏」

 umi_urimasuさんのサイト。率直な感想が読書生活の参考になります。

 最近、『七王国の玉座』、『ラギッド・ガール』、『ハイペリオン』など、超重量級の傑作を続けざまに攻略している様子。毎日ステーキを食べているようなものですね。胃にもたれませんか。

 このサイトのタイトルも海外の名作文学からの引用ですね。ガルシア・マルケスの『族長の秋』。渋いところから採ってくるなあ。ここらへんはセンスが問われるところです。

「猫は勘定にいれません」

 毎日更新されるサイトなので、毎日読みに行っています。書評だけでなく、漫画評、映画評、猫など、幅広く取り扱っておられる様子です。

 ちなみにこのサイトのタイトルはコニー・ウィリスの「犬は勘定にいれません」のもじりですね。

 すいません、オタクはこの手のネタを見つけると、これ見よがしに「おれは知っているんだぜ」と言いたくなるんです。そういう生き物なんです。

「まいじゃー推進委員会」

 言わずと知れたライトノベル書評のカリスマサイト。ぼくのアンテナの登録順で一番古いのはこのサイトです。現在、500万ヒットを超えていますが、30万くらいの時から読んでいるはず。

 ライトノベル全般について深い愛情をもって語っているようですが、オフ会で会ってみると、実は……あっ、これは書いちゃいけないんだった。ふーっ。危ないところだった。

 とにかくこのサイトの意向に逆らうとネットラノベ界では生きていけないのです。ネットって怖いところだね。

「物語三昧」

 ペトロニウスさんのサイト。

 ぼくにとってはネットでもリアルでも唯一無二の「同好の士」です。

 いまでもまだ『グイン・サーガ』を読んでいる仲間、というだけではなく、SFとか、ミステリとか、恋愛小説といったカテゴリに嵌まらない「物語」を愛好するという、珍しい*1趣味を持った同志なのです。

 でも、このサイトはあまり次に読む本を選ぶ参考にはなりません。なぜって、大抵、既に読んでいるから。

「THATTA ONLINE」

 水鏡子さん、大野万紀さんなど、SF者ならどこかで目にしたことがあるはずの方々が運営しているサイト。昔から発行していたSF系のファンジンのオンライン版、という位置づけらしいです。

 月1回の更新なので、そういう意味では物足りないのですが、SF情報を補完するためには役に立ちます。

 ここも古参なので、過去ログが圧巻の分量に達しています。ぼくは一応、すべて読んでいるはず。

 こうして見ると、各ジャンルにつきひとりふたり、という基準で選んでいることがわかります。おもしろい書評サイトをご存知の方はぜひ教えて下さい。ありそうでなかなかないんですよね。良いサイト。

*1:珍しいはずはないと思うのだが、どういうわけか見当たらない。