今年の『SFが読みたい!』によると、『永遠の戦士エルリック』が最終巻まで出たあとは、『エレコーゼ』、『フォン・ベック』の2シリーズが続けて出るらしい。

 『エレコーゼ』は全2巻で、たぶん既刊の『永遠のチャンピオン』(傑作)と『黒曜石のなかの不死鳥』(まあまあ傑作)をまとめて1冊にしているのだと思う。

 『フォン・ベック』は『永遠の戦士エルリック』の後半の主人公であるウルリック・フォン・ベックの祖先たちのお話らしい。

 このシリーズ、なぜか第一弾の『堕ちた天使』だけが翻訳され、あっというまに絶版になり、その後入手困難の状態が続いていただけに、今回の刊行は嬉しい。

 ここまで来たら、おそらく『コルム』も復刊されるでしょう。

 となると、あと東京創元社が『ブラス城年代記*1を出してくれれば、『永遠の戦士』ものの主だった作品はすべて読めることになる。

 ヒロイック・ファンタジーの最高峰といわれる『コナン』に『ファファード&グレイマウザー』に『永遠の戦士』が新訳で一堂に会するとは、良い時代になったものです。

 問題は読むほうが追いつかないことですが、ぼちぼち読みすすめていきましょう。

 ところで、『SFが読みたい!』恒例の年間ベストテン、国内編の1位は飛浩隆『ラギッド・ガール』でした。まあ、順当でしょう。

 で、2位は山本弘『アイの物語』なんだよね。うーん、ぼくはこの作品、全然受け付けなかったけどなあ。どういう層が支持しているんだろ。気になる。

*1:ちなみに、こんなタイトルではあるが、ブラス城はほとんど出てこないし、年代記風の作品でもない。