さっき、近所のコンビニエンスストアで漫画を立ち読みしていたら、突然、隣りに立った店員に「お会計していただきます」と声をかけられた。

 瞬間、何をいわれたのかわからなかった。え、この店、立ち読み禁止だったの? でも、しかたないから買ったよ。買いましたとも。コンビニで立ち読みしていて言い咎められたのは初めてだなあ。

 たしかに、夜中のコンビニでひとり立ち読みしていたぼくも悪いかもしれない。が、この言われようはやはり納得がいかない。

 ひとは自分が悪いとわかっているときほど逆上するものだが、それをさっぴいてもやっぱりおかしな言い草だと思う。

 立ち読みをやめてほしいなら、そう言えばいいじゃん。「それ以上お読みいただくなら、ご購入してもらいます」でもいい。なんの警告もなしに、いきなり「買え」はないんじゃないかと。

 腹が立ったから、買った本をそのまま店のゴミ箱に投げ捨ててきた。ちなみに「健太やります!」の廉価版である。なんの罪もない本、および満田拓也先生にはまことに申し訳ない。

 こういうとき、ちゃんと自分の意見を主張しないでこういう行動に出てしまうあたりが、ぼくの悪いところだと思う。

 たった600円程度のことだけれど、それ以上に気分が悪い。こういう場合は、唯々諾々と従うべきじゃないよな。言いたいことはちゃんと言うべきだ。と、いまは思う。まあ、その授業料だと思っておくか。