一方、既に出ている本のなかにも必読書はたくさん。

 昨日は雨天だったので書店へは出かけなかったけれど、〈新訂版コナン全集〉の第1巻が出ているはず。買いに行かなければ。

 これで〈エルリック〉、〈コナン〉、〈ファファード&グレイマウザー〉と古典ヒロイック・ファンタジーの名作どころが新刊で読めるようになったわけで、なんともめでたい。

 国内SFでは、飛浩隆「ラギッド・ガール」が傑作っぽいんだけれど、ぼくはそもそもまだ「グラン・ヴァカンス」を読んでいないという体たらく。

 あと、アニメ化にあわせて野尻抱介の「ロケットガール」が再版されていますね。地味ながら良作だったので嬉しいことは嬉しいのですが、野尻さん、新作長篇のほうはどうなっているんでしょう。「太陽の簒奪者」以来、5年近く新刊が途絶えているんですけど。

 海外作品に目を向けると、まったく期待していなかったニュースペースオペラの長篇「ゴールデン・エイジ」が傑作らしいです。意外な伏兵というかなんというか。

 どうもSFはいま栄えているんだか衰えているんだかわからない状況だなあ。

 もうひとつ、今日の新聞広告で、国書刊行会から「書物の宇宙誌 澁澤龍彦蔵書目録」という本が出ていることを知りました。

 故澁澤龍彦のざっと一万五千冊に及ぶ蔵書の目録に、対談やらインタビューやらを足した本らしい。めちゃくちゃ興味深いところではありますが、お値段は9975円。さすがに買えません。

ゴールデン・エイジ〈1〉幻覚のラビリンス (ハヤカワ文庫SF)

ゴールデン・エイジ〈1〉幻覚のラビリンス (ハヤカワ文庫SF)

黒い海岸の女王<新訂版コナン全集1> (創元推理文庫)

黒い海岸の女王<新訂版コナン全集1> (創元推理文庫)

書物の宇宙誌―澁澤龍彦蔵書目録

書物の宇宙誌―澁澤龍彦蔵書目録