既に各所で話題になっていますが、青心社のSFシリーズが復刊するそうですね。

 第一弾はR・A・ラファティの「子供たちの午後」と、ロバート・F・ヤング「ピーナツバター作戦」。

 ヤングはつい最近「ジョナサンと宇宙クジラ」が復刊されたばかり。もし近日中に〈奇想コレクション〉シリーズの「たんぽぽ娘」が発刊されるとすれば、1年に3冊もヤングが出版されることになるわけで、いや、まったく夢のような話。

 既に何度か書いているけれど、ぼくは「ジョナサンと宇宙クジラ」収録の短篇「ピネロピへの贈り物」が好きで好きでしかたがありません。

 とりたててセンス・オブ・ワンダーに富んでいるわけではないけれど、スウィートな味がお好みの方にはおすすめ。

 「たんぽぽ娘」は「CLANNAD*1のもとネタのひとつなので、もし出たら萌えオタのひともぜひ手に取ってみてほしいです。

 大丈夫、ギャルゲーで感動できる感性があるなら、きっとヤングの作品も楽しく読めるはず。まあ、だいたい似たようなものだから(そうか?)。

 11月はいよいよ〈エルリック〉の未訳ぶんが出るし、〈マルドゥック・ヴェロシティ〉も3週連続で出るので必読書に事欠かないのですが、なんといっても期待度が高いのは森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」。

 これって、「Sweet Blue Age」収録のあの作品の続編ですよね? たのしみたのしみ。みんな、滝本竜彦の新刊はあきらめて、森見登美彦を読もうぜ。かれこそは、未来の巨匠です。

ジョナサンと宇宙クジラ (ハヤカワ文庫SF)

ジョナサンと宇宙クジラ (ハヤカワ文庫SF)

*1:Keyの非18禁美少女ゲーム。いま思い出してみるとなんとなくエッチシーンがあったような気がするから、記憶の改変は恐ろしい。