このあいだ、某所で某作家が2ちゃんねるにかんする愚痴を書いているのを見かけた。あの手の悪意ある反応を見ると、ネットで書く意欲が失せる、とのことだった。

 そのきもちはわかるが、ぼくの場合、匿名掲示板に悪口を書き込まれることは全く痛くない。むかしは痛いと思っていたのだが、じっさいにあちこち読んでまわった結果、痛くなくなった。

 どうせその手の匿名批判なんて脊髄反射で書いているのだ。PCをまえに何時間か黙考し、文面を練り、文章を彫琢し、それからおもむろに書き込む、なんて奴がいるはずがない。脊髄反射のコメントにいちいち傷ついていられるか。

 勿論、その言い草に腹が立つことはある。このあいだ、どこかの掲示板に「海燕ってなんであんなに偉そうなんだ」と書いてあるのを見かけたときなど、よほど「偉いからだ」と言ってやろうかと思ったものだ。*1どうして愚民どもはこんな簡単な事実がわからないんだろうね。

 しかし、まあ、いずれにしろ、いちいち感情をゆらすほどのものでもないだろう。

 それでは、痛い反応とはどういうものなのか。それはなんといっても、簡潔で、的確で、明快な批判に尽きる。ようするに反論しようもなくこちらが悪い場合がいちばん痛い。

 あと、過去の妄言を蒸し返されることも痛い。というわけで、今日までのぼくの暴言を知っているひとは、黙って忘れてしまってほしい。過去ログはこちらで削除しておく。

*1:「本当に謙虚な人間は、偉そうに謙虚さを表に出したりはしないものだ。」という反論もかんがえついた。