ジョン・クロウリーの「エンジン・サマー」を読みたい。未読であるにもかかわらず、傑作であると確信している。Amazonの商品説明によると、こんなお話。

舞台は〈嵐〉と呼ばれる大破壊の後の、はるか未来のアメリカ。そこではインディアンの末裔たちが過去の機械文明を失いながらも、一種の牧歌的ユートピア社会を形成していた。そうした集落の一つであるリトルビレアには、大小様々な部屋がさながら蜂の巣のように密集し、このは系、てのひら系、ほね系、といった系統に分かれた奇妙な一族が住んでいた。物語は〈しゃべる灯心草〉と呼ばれる少年の独白によって始められる。彼は少女を相手に、“聖人”になろうとして彷徨した自分の冒険譚を語り出すのであった。〈一日一度〉と呼ばれる美少女や、ドクター・ブーツと巨大な猫族の物語、そしてラピュタと呼ばれる天上都市と謎の水晶体の物語などなど…。本書は象徴と寓意に満ちた、アメリカのファンタシィ界の異才ジョン・クロウリーのSF代表作である。

 どうでしょう、この文章を読んだだけで傑作に違いないと確信できるじゃないですか。幻想文学好きの血が騒ぐ。

 読みたいなら読めばいいのに、と思うひともいるだろうけれど、とっくに絶版になって古本が高値取引されている本なのです。最近、文庫化されるという話もあったんだけれど、まだ実現していないらしい。

 しかたがないから、とりあえず短編集「ナイチンゲールは夜に歌う」でも読んでおこうかな。こちらはなんとか入手できそうなので。