いつものごとく「恒星日誌」を読んでいたら、ビッグニュースが掲載されていた。

 東京創元社が11月に刊行する『J・D・カー生誕百周年記念オリジナル・アンソロジー(仮)』のゲラが出てきた。私の作品の題名は「亡霊館の殺人」。雪の上の足跡なき殺人が一つと、内部から施錠され、しかも、窓もドアも紙テープで封印された完璧密室殺人という、けっこう難解な不可能犯罪もの。探偵役は、ヘンリー・メリヴェール卿に登場を願った。
 他の執筆予定者は、芦辺拓氏、加賀美雅之氏、小林泰三氏、桜庭一樹氏、田中啓文氏、柄刀一氏、鳥飼否宇氏という、これまた豪華なメンバーだ。きっとすごい作品集になるだろう。

 桜庭一樹がジョン・ディクスン・カーのアンソロジーに書く! たのしみだ。それにしても、好きな作家のことは、はっきりそう公言しておくものである。どんな仕事が舞い込んでくるかわかったものじゃない。