友達の家で鑑賞する。

 「七人のマッハ!!!!!!!」というタイトルではあるが、同じ監督の前作「マッハ!」とは特に関係がない。たぶんタイトルで関連づけられているのは邦題だけだろう。ぼくは前作を見ていないが、それでも問題なく理解できた。

 とはいえ、前作同様のアクション映画には違いない。7人のヒーローがテロリストに襲われた村を守るアクション大作――なのだが、ハリウッドや香港の映画のようなものを想像すると大きくはずれることになる。

 まず脚本的にそうとういいかげんである。この映画の見所はたまたま村を訪れていたスポーツ選手たちがテロリストに立ち向かうところなのだが、その展開にほとんど工夫が感じられない。

 ハリウッド映画(の出来の良いもの)ならもう少し工夫してシチュエーションを整えるだろう。

 しかし、サッカーとか器械体操とかセパタクローといった各種スポーツを使ったアクションは一見の価値あり。ぼくの場合、あまり深く考えているとは思えない脚本への不満は、器械体操の選手が華麗なうごきでテロリストをやっつけるシーンを見たあたりで霧消した。

 いや、めちゃくちゃご都合主義なんだけれど、そんなところを突っ込むような映画ではない。サッカー選手が華麗なボールさばきで銃を打ち破るシーンのおもしろいこと! まさかとは思うようなことを真面目にやっているところにこの映画のよささはある。変な映画好きなひとにおすすめ。