なんだかすっかりアニメを観なくなってしまった。もうぼくはアニメファンでもなんでもないなあ。

 いろいろ原因はあるんだろうけれど、ぼくがその作品を観れるのは、作品が放映されてから数ヵ月後だというのが大きい。放映時にネットで盛り上がっているのを眺めてしまうと、実物を観ていなくても、なんとなく観たような気になってしまうんだよね。

 最近話題の「涼宮ハルヒ」などにしても、あらかじめ予備情報があるのとないのとでは、インパクトが大きく違うだろう。ああ、ぼくも放映時に見てなんだかんだと書きこみたかった!

 まあ、それでもじっさい見てみるとやっぱりおもしろかった、ということもあるんだけど、たぶん都心に移住でもしないかぎり、ぼくがアニメ好きに戻ることはないと思う。ぼくにとってアニメーションの季節は終わった。

 ただ、「アニメは昔のほうが良かった」という論には納得できない。テレビアニメはいまがいちばんおもしろいんじゃないかな。

 「プラネテス」や「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」みたいな複雑かつハードな内容の作品がテレビで放映されるなんて、少し前には考えづらかったことだ。また、「かみちゅ」ほど高水準の作画で見せる作品もなかった。

 それはまあ、数が増えたぶん駄作もあるかもしれないが、そういうものは観なければいいだけの話で、傑作の数は増えていると思う。それでもぼくはなかなか観る気になれないんだけどね。