チャットで話したところ、ぼくの「赤松健ダン・シモンズ」説はどうやらだれにも受け入れてもらえない模様。そりゃ、ぼくだって本気でいったわけじゃないけどさ。

 シモンズといえば、今年は待望のSF長篇「イリウム」が翻訳されるはずである(続編の「オリンポス」は来年あたりになるかな)。

 ホメロス叙事詩イリアス」と「オデュッセイア」をベースにした大長編で、例によって膨大な作品の引用から成り立っているらしい。「ハイペリオン」で現代SFの総括をやってのけた作者の新作だけに、期待は高まる。

 今年はグレッグ・イーガンの最新長篇「テラネシア」も翻訳されるから、たぶんイーガンとシモンズが翻訳SFの首位を奪いあう形になるのではないだろうか。

 いまのところ本を出せばほとんど必ず首位を取っているイーガンの独走を止められるのはシモンズしかいない! 最近のイーガンはどんどん難解になっているし、シモンズの勝ち目も十分にあると思うのだがどうだろう。

 この二大長編に割り込みをかけられるものがあるとすれば、ジーン・ウルフの「デス博士の島その他の物語」あたりですかね。

 むずかしそうなので(>_<)ぼくはまだ読んでいないんだけれど、TKOさんあたりはきっと読んでいるに違いない。すいません、軟弱者で。

 いずれにしろ、楽しみな話である。「デス博士の島その他の物語」もそのうち読むつもりではあるんですけどね……。