王ジャパン、勝ちましたね。

 最後まで一点を争う名勝負で、野球の試合として純粋におもしろかったと思います。さすがに世界一を争う勝負、国内の試合よりだいぶレベルが高いみたい。

 終盤でエラーが続出したあたりではずいぶんドキドキしましたし、八回裏の時点で一点差に詰め寄られたときには、サヨナラ負けの悪夢があたまをよぎりましたが、終わってみればそれもこれも、劇的な幕切れを演出する伏線だったように思えます。

 それにしても、幕をとじてみれば、まるで日本のためにあったような大会でした。失点率差0.01という「それどこの野球漫画?」的な準決勝出場、そして韓国戦での「三度目の正直」、すべてが神様が脚本を書いたような、ドラマティックとしかいいようがない展開です。

 あのクールなイチローが情熱的な一面を垣間見せてくれたことも意外でした。やっぱりかっこいいよなあ。さすがはスーパースター。

 ところで、ひとつ心配なことが。「MAJOR」はこれからなにを描くつもりなのでしょう。もう、どんな展開にしてもこれ以上ドラマチックにするの無理じゃないかと。「現実は小説よりも奇なり」というオスカー・ワイルドバイロンだっけ?)の格言を思い知らされる大会でした。

 おめでとう、王ジャパン! 感動をありがとう! やんややんや。