輝く断片 (奇想コレクション)

輝く断片 (奇想コレクション)

 第1位。

 ぼくにとって今年最大のニュースはシオドア・スタージョンという作家を発見したことかもしれません。

 SF作家として、そしてミステリ作家として非常に有名な人物ではありますが、短編集はそのほとんどが絶版で、いままでは読む機会がありました。

 21世紀のいま編まれたこの短編集には、恐ろしくトリッキーなプロットをもつ傑作「マエストロを殺せ」、そして超絶傑作「輝く断片」が収録されています。

 だれもが「不思議のひと触れ」を、そして「輝く断片」を求めて生きている。それなのにそれらはするりと手のなかからおちていく。

 これが今年のベストです。