読了。

 「マリみて」最新刊。

 このシリーズも、この巻で、えーと、22冊目になります(たぶん)。

 一冊一冊が一般的な文庫本より薄いので、単純にほかの作品と比較することはできませんが、堂々たる大長編といっていいでしょう。

 しかも、まだまだ終わる気配を見せない。いったいこのお話はいつどうやって終わるのでしょうか。

 ふつうに考えると祐巳の「お姉さま」である祥子さまの卒業と同時に完結ということが考えられますが、どうもそれじゃ終わらない気がしてきた。

 やっぱり祐巳の卒業まで続くのかなあ。それでもまだ終わらなくて大学編が始まったりしたら笑えますね。

 さて、この巻は瞳子の家出から始まります。

 はじめは祥子さまファンで祐巳に楯突いていた彼女ですが、最近はずいぶんとしおらしくなってきています。たぶんこの次の巻で彼女のエピソードは終わりでしょう。やはり祐巳の妹は彼女で決定じゃないかと。

 その話が終わったら、次は祥子さまの家庭の事情の話になるのではないかと予想しています。

 「レディ、GO!」に祥子さまが祐巳の家族を「褒めているのよ。明るい家庭。すごく普通っぽくていいわ」と評する場面がありますが、これは裏を返せば祥子さまの家庭が「明るい家庭」ではないとも読めるわけで、以前ちらっと出てきた祥子様の父親をめぐる話になるんじゃないかと。

 それが解決したあと物語が終わるかどうかは神のみぞ知る。いいかげんドラマの種も尽きてきている気もするんけれど、さて、どうなるやら。