淡々とした地味ブログで行くつもりがすっかりいつものペースに。

 やっぱり本を読んだら感想を書きたくなるし、書くとなると熱くなっている自分がいる。冷静な記述なんて夢のまた夢か。まあ、それもまた一興。

 このブログを読んでいればだいたい想像はつくでしょうが、僕はむかし、「お話」というものが大好きなこどもでした。

 たまに風邪などひいて点滴をしなければならないときなど、片手に点滴を打ってもらい、空いたほうの手で本を読んで何時間でも過ごしたものです(書評ブログなんてものをひらいている人はおおむねそんなものかもしれないですね)。

 それが長じて「お話」の好きなおとなになってしまったわけですが、「お話」に対する基本的な姿勢は変わっていないと思います。

 ぼくはいまでも作品の出来不出来にはあまり関係なく、わりとなんでも楽しんで読めるほうです。世の中には「一流のものを知ってしまうと、もう二流のものには耐えられなくなる」というひともいるわけですが、ぼくはそういうタイプではない。

 いまなお本の話をしていると熱くなるし、ブログの文章でもそれは変わらない。「こんなおもしろいもの読んだよ」とだれかに伝えたくてしょうがないのです。

 思えば、インターネットのある時代に生まれたことは幸運だった。さもなければ、ひとりだれに伝えるすべもなく鬱々と読書に耽るしかなかったことでしょう。ラッキー。