- 作者: アヴラム・デイヴィッドスン,殊能将之
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2005/10/26
- メディア: 単行本
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「容疑者Xの献身」を放り出して、アヴラム・デイヴィヴィッドスン「どんがらがん」を読みはじめてしまった。ぼくは集中力がないのでなかなか1冊の本を読み上げられないのである。
短編集なので、とりあえず以前、山本弘さんが紹介していた「さもなくば海は牡蠣でいっぱいに」を読んでみる。わはは、これはなかなかあたまおかしい。
話の構造だけみればホラーなんだけれど、全然怖くない。ちょっと形容しがたい読後感である。こんなアイディア一本で小説を書くか、普通?
なるほどなあ、これは純粋奇想作家かもしれない。上等なワインを呑むようにちびりちびりと読んでいこう。いや、まあ、ぼくはワインなんて呑まないんだけどね。