読了。

 日本の空港で突然凶暴性を発揮し、逮捕された少年。かれの正体の確認のため、世界最強正体不明の傭兵部隊〈ミスリル〉で大佐(カーネル)の異名をとるテッサが出向くことになった。

 しかしそこへ少年の身柄を求めるテロ組織が襲来し、テッサは少年を連れて逃げ回る羽目に。そして彼女が頼れる場所は全東京でもただひとつ、〈ミスリル〉のエリート隊員、相良宗介のアパートだけだった――。

 「フルメタル・パニック!」正編第2巻。この巻からテッサことテレサ・テスタロッサが物語の中軸に絡んでくる。16歳の若さで戦艦艦長を務める美貌の天才少女にして、極度の運動音痴。いろいろな意味で美味しいキャラクターで、好きなひとにたまらないんでしょうね。ええ。

 ここに三角関係が成立し、嵐のラブコメディへと突入していく――のかどうかはよくわからないのですが、とにかくラブコメ編開幕で萌え萌えです。

 もちろんその一方でシリアスな物語もつづき、伏線が山のように積み上げられていきます。国家を上回る装備をもつ〈ミスリル〉の秘密とは? テッサの兄とは? かなめに囁きかけるものはだれなのか? 突然重武装を手に入れたテロ組織の裏にいるものとは?

 本当にこれ全部さばき切れるんかなあ。このまま行くとシリーズのクライマックスにはSF的な大仕掛けが待っていそうですが、とりあえず次読むか。どんどん厚くなってるけど。というわけで、「揺れるイントゥ・ザ・ブルー」の感想へ続く!