彼女のカレラ 2 (プレイボーイコミックス)

彼女のカレラ 2 (プレイボーイコミックス)

 読了。

 麻宮騎亜のポルシェ漫画第2巻。すいません、実はまだ第1巻読んでいません。ふだんはふつうの美人巨乳編集者、でも愛車はポルシェ、の主人公が走ったりぶつけられたりぶつけたりする漫画です。

 「頭文字D」のように走り屋の美学を熱く語るでもなく、ひたすら車の楽しさを追求するまったりカーライフコミック。初期の「逮捕しちゃうぞ」あたりの印象に近いかも。

 細かい日常的な部分まで凝った描写をしてあるので、車を愛するひとは大いに共感して読めるんじゃないかと。問題はぼくがペーパードライバーであることですが、車には興味なくても漫画にはあるから大丈夫。

 時どき本筋とは関係ないうんちくも飛び出しますが、SF漫画の科学考証といっしょで適当に読み飛ばしてもノープロブレム(たぶん。僕は理解できないからわからないけど)。

 それにしても達者な漫画だなあ。小説の場合、読むなれてくるとページをひらいてぱらぱらとめくればその作家の文章力はおおよそ目処が付くようになるのですが、漫画の場合は当然もっとはっきりわかる。ページをひらいたときのこの安定感はどうよ?

 ぼくのわりと節穴っぽい漫画眼でははっきりしたことは書けないけれど、かきこみと省略のバランスが絶妙。

 青年誌だし、ときどきヌードシーンもあるぞ。そこはほら、プレイボーイコミックスだから大人の読者にサービス――とはかぎらないな。この人、「サイレントメビウス」の頃からレビアのヌード見開きでかいたりしていたもんな。作者サービスなのかも。

 またこれが綺麗な裸かくんだ。こんなモデル体型の編集者いねー。ってくらい(編集者の方、読んでいらしたらすいません)。

 この巻には日本人初の女性F1ドライバーをめざす少女が登場する。しかしあくまでまったり漫画なので本格的なレースの話にはならない(と思う)。たぶん走りのスピリットの部分を追っていくことになるだろう。

 たしか女性F1ドライバーは過去3人くらいいたはずで、絶対に追えない夢でもないのかも(車は興味ないけど、F1はわりと好き)。恐ろしく困難な道であることはまちがいないけど……。

 というわけで、車好きにはかなりおすすめの漫画です。あと漫画好きにもおすすめ。