悪魔のミカタ―魔法カメラ (電撃文庫)

悪魔のミカタ―魔法カメラ (電撃文庫)

 読了。

 なるほど、これはちょっとおもしろいかも。「宇宙人に妹を浚われた」過去をもつ少年コウのもとに悪魔が突然あらわれる(当然のごとく萌え系美少女)。彼女は願いの代償に魂を要求するが、コウはそもそも悪魔と契約した憶えがなかった。なんだかんだでかれは彼女と供に「魔法カメラ」を使った不可能犯罪に挑むことになるのだが――というお話。

 冒頭から100ページくらいは西澤保彦系のスーパーナチュラルミステリになるのかと思わせるのだが、そこらへんの謎解きはあっさり終わってしまい、そこから先はわりと普通の学園ファンタジー(?)になる。

 ちょっと捉えどころのないプロットを詳しく解説することは面倒なので、そこらへんは割愛するけれど、設定にも物語にもツッコミどころありまくり。お世辞にも完成度が高い作品とは言いがたいと思うが、奇妙に惹きつけられる何かはある(ような気がする)。

 西尾維新と比べるとエロ度が高くてちょっと生々しい。抑制が足りないというか狙っているというか。とりあえずAmazonの感想を読んだかぎりでは、第3巻あたりからおもしろくなってくるらしいので、そこらへんまで読んでみようかと思います。

 ところで、Amazonの画像はどうしてこんなに暗いんだろう?