水晶の涙 (ハヤカワ文庫 FT 54)

水晶の涙 (ハヤカワ文庫 FT 54)

 読了。

 人魚と少女の心の交流をモティーフにしたメルヘン・ファンタジー

 最近すっかりこういうファンタジーらしいファンタジーは訳されなくなりましたね。翻訳されるのは児童書を除けばライトなユーモア・ファンタジーか、大部なエピック・ファンタジーばかり。

 フィリス・アイゼンシュタインの「妖魔の騎士」とか、R・A・マカヴォイの「黒龍とお茶を」とか、好きだったんだけどなあ。

 ジェイン・ヨーレンらしくいかにもメルヘンなお話なのですが、びっくりしたのは人魚が手話で会話すること。言われてみればそれはそうなんだけれど、ちょっと意表をつかれた。なるほどねえ。