『ダークロウズ』。

 大陸の雄たる大国カルネアは、隣国レーベンの突然の侵攻を前に、亡国の危機にひんしていた。王も倒れ、このままでは侵略者の蹄に国土が晒される日を待つのみ。そんなとき、八年前、忽然と姿を消した騎士団副長クロードが姿を現す。

 かれはうろたえる王妃たちに途方もない策を授ける。なんと、王妃と王女がからだを売り、その金で傭兵たちを雇えば良いというのだ。亡国の運命を避けるため、王妃たちは仕方なくその案を受け入れるのだが、それは、あまりにむごいはずかしめの日々の始まりにほかならなかった――。

 アリスソフトの調教ゲーム『ダークロウズ』は、そんなところから始まる。実はクロードはカルネアの王族に対し復讐心を抱いており、そのために王妃たちを調教しようとしているのだが、彼女たちは当然、そんなことは知るはずもない。ただひたすらにそのからだをもてあそばれ、やがて淫欲に染まっていくのだ。

 このゲーム、価格はわずか1995円だが、もともとはフルプライスで発売されたもので、ボリュームは十分。このレベルの作品をこの値段でプレイできるのは素晴らしい。さすがアリスソフト

 さて、本編の内容であるが、これはひたすら調教と売春のくり返し、ということになる。クロードの目的は王妃とふたりの王女たちを調教し、大金を稼げる娼婦へと育て上げること。そのためにかれは可憐な彼女たちにさまざまな手管を教え込んでゆく。

 王族にはそれなりの気品とプライドがあるわけだが、クロードはようしゃなくその気品を、プライドを奪い去る。初めはほとんど男を知らなかった彼女たちが、やがて淫らに変わってゆくまでの、その退廃的なムードが魅力だろう。クロードの手により、王妃、王女たちは淫らに開発されてゆく。

 ゲームシステムはカードを用いたごくシンプルなもの。それほどむずかしくないので、たぶん途中でつまることはないとは思うが、心配な方は攻略サイトをご覧になってほしい。

 アリスソフトとしてはわりと陵辱色のつよい調教ゲーなので、らぶらぶあまあまじゃないと受け付けないという方は手を出さないのが吉。逆にやりごたえのある調教ゲーをやりたいとか、あるいは西洋風ファンタジーデカダンな世界をたっぷり味わいたいという方にはオススメできる。

 さすがアリスソフトだけあって、ゲームとしての完成度も、暗いエロスも、ひととおり以上のものがそろっている。花のように高貴な姫君たちを淫らな奴隷のように調教したいという方にオススメのSMゲームです。