『Sweet Home』。

 ある日、急に世界が変わる。時にはそんなこともある。平凡な日常を営んでいた主人公の世界が一変したのは、住みなれた家が火事が失われてしまったせいだった。仕方なく実家に帰ることになったかれだったが、何としばらく帰らないうちに、実家は女子ばかりの下宿屋になっていたのだった。どうする?

 と、どこかで聞いたような設定で始まる『Sweet Home』の紹介です。エロゲのなかには俗に鬼畜陵辱系と呼ばれるものもあって、そうでなくても少しは無理やり系のプレイが混じっていたりするものですが、この『Sweet Home』は完全和姦ゲー。それも主要ヒロインは主人公より年上ばかりという「主人公総受けゲー」となっております。

 それまで十数年間童貞だった主人公は、下宿屋と化した自宅に帰るや、三人のお姉さんにあっというまに貞操を奪われてしまいます。それもフェラ、パイズリ、手こきとそれぞれ異なる手段で。まるでエロゲ番『三銃士』というか、ご都合主義きわまりない展開ですが、いいんだ、ポルノなんだから。合理性を重視してエロゲが作れるか!

 そうして、それから童貞男子の主人公は終始、エッチなお姉さんたちにおもちゃにされまくる日々が始まるのでした。主人公が日常的に襲われることになるお姉さんたちは、なぜか(!)巨乳のひとばかりなので、おっぱい系のプレイ中心。過度に変態的なものはないので、その手のプレイが苦手なひとも安心して遊べます。

 とはいえ、話そのもおのエロさは相当のもの。なまじ画面構成やアイキャッチがポップでキュートなだけに、エロティックな部分が引き立ちます。

 じっさい、このゲームのシステム面は、抜きゲというより、『同級生』とか『ToHeart』あたりから連綿と続く恋愛シミュレーションゲームのようです。それなのに内容は純度90%くらいのえろえろエロゲで、そのギャップがなかなかにたまりません。

 あと、メインヒロインは三人のお姉さんたちなのですが、それ以上に重要なポジションにいるのが義母なので、そういった展開がお好みの方も楽しめるかも。ルートによっては背徳的な展開を楽しめます。当然ながら、ハーレムルートもあり。ヒロイン5人と主人公の6Pもあるぜよ!

 お約束のオナニー覗きとか、シチュエーション的にもめぼしいものはそろっている感じなので、そこらへんも心配いりません。そういうわけで、和姦系のエロゲとしてはまず文句なしの内容かと。あとは、趣味に合うかどうかですね。

 この作品の場合、どう評価するかは、結局、キリヤマ太一の絵柄が好きかどうかで決まってしまう気がする。ぼく的にはいかにも柔らかそうなキリヤマ太一描く女子は好みなのですが(唯一貧乳の金髪ツインテールツンデレ幼なじみっ子が可愛い)、まあ、こればかりは好みなので。

 まあキリヤマ絵が好きなひとで受け身プレイがお好みの方には文句なしにオススメできる作品です。逆にそうでない方は買う必要はないかも。

 あと、エンディングにいたるルート選択が意外に細かく、エンディングがいくつもある作品のようです。中出し、外出しでもエンディングが変わってくるようなので、ひと通り楽しんだあとは、素直に攻略を見てプレイするのがいいかも。攻略にいたる過程を楽しむゲームでは全くないからなあ。

 エロい和姦ゲーを探しているひとにはオススメ。